ペット捜索

ペット捜索調査は、行方不明になってしまったペットを探し出す調査です。
犬や猫といったペットは、さまざまな理由で脱走・失踪してしまうことがあります。
人間の行方不明者と同様、無事に発見するためには早期対応が最も重要なので、探偵による捜索が有効です。
■ペットはちょっとしたきっかけで脱走・失踪する!

ペットの脱走・失踪トラブルは、決して低くない頻度で発生しています。
とはいえ、ペットの飼い主の中には、
「うちの子は大人しいし、逃げ出したりはしないだろう」 「室内飼育を徹底しているから大丈夫」
このように考えている方もいるでしょう。
しかし、ペットはちょっとしたきっかけで脱走・失踪してしまうものなのです。
・うっかり閉め忘れた窓やドアからフラッと外へ
・興味を惹かれたものを追いかけてどこまでも
・お出かけ中にケージが開いてしまい脱走
・ストレスや飼い主への不満が原因で脱走
・大きな音などにびっくりして逃げ出す
・引っ越し先から元の家へ戻ろうとする
・散歩中にテンションが上りすぎて猛ダッシュ
・散歩中にリードが外れてしまった
・ポールなどに結んでおいたリードが外れていた
・嫌がらせや転売目的で何者かに連れ去られる
こういったトラブルは、どのようなペットや飼い主でも見舞われる可能性があります。
まったく予期しない理由で脱走・失踪するケースも多いため、油断は禁物です。
■ペット捜索は時間との勝負

行方不明になったペットが無事に発見される確率は、脱走・失踪から時間が経てば経つほど下がっていきます。
ペットは時間の経過とともに遠くへ移動してしまう可能性があるのに加え、自動車にひかれたり川に転落したりと事故にあう確率も高くなるからです。
ペットの移動距離は体格や性別にもよりますが、去勢・避妊済みの猫で1日半径50m~100m程度、小型犬で300m~1km程度とされています。
迅速に捜索すればすぐ近くで発見されることも多い一方、想像以上に遠くへ移動したり、危険な場所に近づいてしまったりすることも珍しくありません。
特に生まれた時から人間に育てられたペットの場合は、自立して生きる術を知らず屋外環境への適応能力も低いため、事故にあわなくても短期間で餓死・衰弱死する可能性が極めて高くなります。
また、近年では保健所に引き取られた犬・猫の返還・譲渡率が大きく高まっており(令和4年度は過去最高の76.0%)、以前に比べると迷子のペットや捨てられたペットが救われやすい社会になりました。
とはいえ、譲渡される=他人の手に渡るということですから、迷子のペットを探している元の飼い主にとっては見つからないのと大差ありません。
特に猫は犬と異なり、市区町村への登録義務がなく飼い主を特定しづらいためか、最終的な処遇における返還の比率が著しく低くなっています。(※)
そして、どうしても返還・譲渡に至らなければ、残念ながら殺処分されてしまいます。
こういった事情から、ペット捜索はまさに時間との勝負であり、一刻も早く捜索を開始するべきなのです。
もちろん、闇雲に探し回っても意味がないため、適切な方法を取る必要があります。
※令和4年度は犬が返還数7,947頭、譲渡数11,711頭、殺処分数2,434頭なのに対し、猫は返還数205頭、譲渡数20,266頭、殺処分数9,472頭。
(参考:環境省自然環境局HP:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html)
■自力でのペット捜索には限界がある

ペットが行方不明になった場合にまずやるべきなのは、失踪した地域の警察署や交番に届け出ることです。
行方不明になったペットは、落とし物や忘れ物と同じ「遺失物」として扱われるため、警察に遺失物届を提出することができます。
連れ去られた可能性が高い場合は、窃盗事件として被害届を出すことも可能です。
あわせて保健所と動物愛護センター(動物の保護を担当)、役所と清掃局(動物の死体の処理を担当)など、動物に関わるすべての窓口に連絡しましょう。
しかし、個人の落とし物や忘れ物を警察がわざわざ探してくれないのと同様、ペットの捜索も積極的には行ってくれません。
あくまでも、ペットが見つかるか情報が寄せられた場合に、飼い主に連絡してくれるだけです。
保健所や動物愛護センターにも同じことがいえます。
大型犬の脱走など、人的被害が出る可能性がある場合は積極的に捜索してくれることもありますが、例外とみるべきでしょう。
そこで、発見率を上げるためにも、他の方法での捜索を並行して行う必要があります。
ただ、こちらも早期発見するのは簡単ではありません。
自力でできる方法としては、脱走・失踪した場所の周辺を探す、チラシの配布やポスターの掲示を行う、SNSで情報提供を求めるといったものが挙げられます。
しかしながら、飼い主にも普段の生活がありますから、ペット捜索ばかりに時間を費やすのは難しいでしょう。
また、チラシやポスター、SNSなども結局は目撃情報が来るのを待つ受け身の方法にすぎません。
チラシやポスターは準備に時間がかかり、SNSはうまく拡散する保証がないという弱点もあります。
つまり、自力でのペット捜索には、どうしても限界があるのです。
■探偵のペット捜索調査でできること

警察は積極的に探してくれない。自力での捜索は効率がよくない。
時間の経過とともに、ペットが無事に見つかる確率はどんどん低下していく。
一体どうすれば・・・。
そんな時にぜひ頼っていただきたいのが、探偵のペット捜索調査です。
探偵は警察と異なり、事件性の有無にかかわらず積極的なペット捜索を行うことができます。
探偵はまず、ご依頼者様に十分なヒアリングを行い、脱走・失踪時の状況やペットの性格・特徴、散歩コース、お気に入りの場所などについて詳しく把握します。
それらの情報や動物の習性、過去の調査経験に基づき、ペットがいそうな場所や向かったであろう方向を、目と足で丁寧に調べるのが基本です。
また、猫は明け方と夕方の薄暗い時間帯に活発に行動するため(薄明薄暮性)、通りそうな場所に特殊な捕獲器や動体検知カメラを設置して対応します。
もしカメラにペットが映れば、その場所に捕獲器を設置したり、動きから居場所を推測したりします。
野良猫、ハクビシン、テンなどの出入りが確認され、いわゆる縄張りが形成されているとわかった場合は、それがペットの移動を妨げていると考え、居場所を絞り込むといった柔軟な対応も必要です。
さらに、地域の皆様への聞き込みによる捜索も行います。
これは自分でもできるかもしれませんが、個人ではどうしても時間の制約があることから、結局ポスティング(チラシの投函)で済ませがちです。
これだと名前や外見といった「ペットの情報」はわかっても、「どんな人が探しているのか?」がわからないため、不安や距離感が生じて協力が得られにくいケースが少なくありません。
その点、探偵は1軒1軒のお宅を訪問して事情を丁寧に説明し、対面で協力を仰ぎます。
結果として、ポスティングよりも遥かに強い関心を持ってもらうことができ、積極的な情報提供につながるのです。
以上のような手法を駆使して1つでも多くの手がかりを集め、捜索の「起点」を作ることが何よりも重要であり、成果を左右します。
警察が積極的に動けない以上、探偵はほぼ唯一といっていい強い味方です。
初期段階で探偵に捜索を依頼すれば、ペットを無事に発見できる確率が大きく高まります。
・換気のために開けておいた窓からペットが逃げ出した
・どれだけ探しても家の中にペットがいない
・ケージに入れて病院に行こうとしたら途中で脱走
・散歩中の愛犬が突然走り出して追いつけず
・朝起きたら犬小屋がもぬけの殻
・ペットを厳しく叱ったら姿が見えなくなった
・先住ペットと新入りがケンカして片方が脱走
・ペットと旅行に行ったら旅先で行方不明に
・知り合いから預かったペットが逃げてしまった
・家族が勝手にペットを捨ててきた
このようなトラブルが発生したら、すぐに探偵にご相談ください。
ペット捜索は「最速かつ全力で」行うことが最大のポイントです。
「そのうち戻ってくるかも」は禁物!
大切なペットを無事に連れ戻すためにも、ぜひ総合探偵社スマイルエージェント北九州の無料相談をご利用ください。
ペット捜索のご依頼の流れ
1.電話・公式ライン・メールにてお問合せ
まずは、0120-050-361にお電話いただくか、公式ライン、お問合せフォームよりお問い合わせください。
ご相談者様の個人情報やプライバシーに関しましては秘密厳守を徹底しておりますのでご安心ください。
ご相談は無料となっておりますので、どんな些細なことでも結構です。まずはお気軽にご相談ください。
2.面談
ご相談者様のご都合のいい日時・場所にてお会いして事情をお伺いいたします。
捜索対象となる猫や犬などのペットの写真や特徴メモをご用意いただき、名前・外見・性格・失踪時の状況などを可能な限り詳しくお聞かせください。
【ご注意ください】
面談はご予約制となっておりますので、必ず事前にお問合せ下さい。
また、お電話やオンラインでお話をお伺いすることも可能です。
3.プラン策定・お見積り
ご相談内容をもとに最適な猫や犬などのペット捜索プランを策定し、お見積りを行います。
プラン策定・お見積りは無料です。
4.ご契約
ご提案した捜索プランとお見積りにご納得いただけましたら、契約書、重要事項説明書、秘密保持契約書などの書類に必要事項をご記入いただき、契約成立となります。
5.ペット捜索開始
ご契約内容に沿って猫や犬などのペット捜索を実施します。
捜索の状況等は必要に応じて随時ご連絡いたします。
6.保護・報告
猫や犬などのペットが無事に保護もしくは発見したら、すぐにご連絡いたします。
その後は状況に応じて、保護したペットをお届けするか、現場でペットを引き取っていただきます。
もし調査期間内にペットが発見できなかった場合は、それまでの状況をご報告した上で、調査の継続・終了をご判断いただきます。
7.アフターフォロー
捜索の完了後も無料で法律相談などのフォローをさせていただきます。
ご希望の場合は、弁護士・司法書士・行政書士をご紹介いたしますのでお気軽にご相談ください。